組織で生きやすくなるマインド

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自分の目標をもつ。

皆さん、組織に属して生きていますか?人間ってなんかしらの組織に属してて、天涯孤独っていう人はなかなかハードモードで生きているなと思います。サバンナの動物だって群れて生きてます。なんででしょうか?生き延びやすいからです。危険を回避する確率が増えて、死ぬ確率が少なくなるからです。自分の力が弱く自分の力だけでは生き延びれない時期には、家族という組織では親や兄弟や祖父母が、会社組織では先輩や上司が自分を育ててくれます。

えー、親が育ててくれるとか当たり前じゃん?

当たり前なことなんて世の中そんなにないですよ。赤ちゃんなんか、寝っ転がってるだけですから世話してもらえないと直ぐに死んじゃいます。家庭内で親が子供を育ててくれるように、会社社会で先輩や上司が自分を育ててくれるのが当たり前なんてことはありません。赤ちゃんみたいに可愛かったら大事に育ててもらえるかも知れませんが、可愛くもなんともない大人を大事に育ててくれるなんて全く当たり前じゃありません。

えー、やだ。他人に頭下げるのだるーい!
でも、大事に育ててもらいたい!

育ててもらうのに、頭を下げる必要はありません。ただ、教わったことを吸収して自分の力を発揮してくれれば良いのです。組織の目的・目標に向かって、自分が貢献できれば良いんです。それが、あたなが組織に求められていることです。組織に期待されている行動が取れれば良いのです。

うーん。私は私のやりたいことをやりたいんだよね。

あなたのやりたいことを、組織のやってほしいことに合わせてみてください。

難しいですか?つまり、組織の目標に、自分の目標をコミットさせる。組織の目標にあった、自分の目標を持つこと。それが、組織で働くことをすごく楽にしてくれます。自分一人で好きなことやって、お金が稼げて生活できれば別に良いのですが、あなたの能力が少し足りなくても組織がカバーしてくれてさらにお給料を払ってくれます。あなたの能力が十分高くても、ある日突然健康状態がおもわしくなくなって100%の力を発揮できない期間が3ヶ月あるかも知れません。自分一人で仕事を行なっていれば、3ヶ月思うように働けない状況が続くと顧客は離れてしまうかも知れません。でもあなたが組織に属していれば、あなたの働けない3ヶ月をメンバーの誰かがカバーしていてくれるでしょう。組織で働くことは窮屈かも知れません。でも、その恩恵も大きいのです。自分のやりたいことを組織の求めることにコミットできるような組織で働けたら、あなたは幸せを感じられるでしょう。組織に求められることばかりをやらされていると感じる人は、働くことを苦痛に感じるでしょう。自分のやりたいことや目標を、組織の目標に合わせられるような組織を選びましょう。

与える人になる。

誰かに育ててもらって今の自分があるので、自分も人を育てようって気持ちがあるとその組織から重宝される存在になります。結局、それが出来ない人は組織にとって「食い逃げ」みたいな存在になるんです。自分が先輩に手をかけてもらったように、自分の後輩に手をかけてあげる。等価交換とは、等しい価値を持つものを相互に交換することです。商業的な意味で言えば、需要と供給が合致すれば金額的には等価でなくても等価交換は成り立つとされています。

ちょっと、何言ってるかわかんないです。

つまり、あなたが新入社員として雇われたときは組織にとってそんなに貢献できない存在だとしても2年経ち、3年経ち、新しく入ってきた後輩たちを指導しながら仕事ができる人を増やしていってくれれば支払われるお給料に見合う人物になれるということです。それまでは正直、組織に食わせてもらってる存在です。もちろん、それ以上に成長して自分の力を育てていくことでさらに組織に貢献できれば、その組織を牽引する存在になれるでしょう。あなたの稼ぎで組織を食わせていけるようになるかも知れません。

いや、そこまで頑張るつもりはありません。

良いです。人にはそれぞれに心地よい働き方がありますから、皆んなが皆んな猛烈に頑張らなくても大丈夫です。爆裂に頑張ることが得意な人もいれば、コツコツと静かに積み重ねるのが得意な人がいます。とにかく、組織に属する全員が自分がしてもらったように人を育てるという恩返しマインドを持って働けば気持ち良く働けます。無理なら無理することはありません。人に教えるというのは簡単ではありません。教える相手によっても、労力は全く変わったものになるでしょう。そもそも教えるのが不得意な人もいるでしょう。そしたら、教えるのが得意な人にその仕事をお願いして自分の得意な業務で3倍の働きをするというのもアリでしょう。

組織で生きていくのに「教えるのが嫌い」というのは致命的に出世街道からは外れるでしょう。逆に「教えるのが得意」という人は重宝されるでしょう。「教育」というのは受け手側のモチベーションや能力によってかなり結果が左右されます。つまり「教えるのが得意」と評価されるには、教育の受け手側の能力を上昇させモチベーションを上げないといけないのです。自分がいくら丁寧に教えても、相手にやる気がなければ入りません。

皆さんは美人で優しい先輩の言うことと、意地悪で不潔な先輩の言うことのどちらを聞きますか?

はい!美人一択です!

要は、そう言うことです。他人に影響を与えられる人というのは、特別な能力があるといえるでしょう。容姿だけが重要なわけではありません。「この人の言うことは価値がある。」「聞いて損はなさそうだ。」「なるほど勉強になる!」と思わされる人っているんです。それは作れるものであったり、作れないものであったり、様々な要因が絡みます。それを勉強するのも良いでしょう。インフルエンサーって、そう言うことでしょう?組織にとって良い影響を与える人になる。それが大事です。

規則や規律は尊重する。

誰も彼もが好き勝手やってたら、そんな組織は治安が悪くなります。

かといって、全員が厳しい規律を守ることに必死になってる組織がすごく業績を残せて働きやすいとは限りません。組織の規則・規律は厳しすぎない方が良いでしょう。自由にしていてもまとまりのある組織が生きやすい組織でしょう。そのためにはその組織にある規則・規律は尊重するのです。誰も規則を守らなければ規則を守るための、より厳しい規則を作ってしまうかも知れません。

そんな馬鹿なことってある?

ないとは限りません。そもそも、規則や規律って守ってる人にしてみれば、守ってない人は無法者=悪い奴=迷惑なヤツです。組織の他のメンバーの嫌がる行動は避けるべきです。

私は実績あるからルールは守らなくて大丈夫ー!

そんなことはありません。職位が上だろうと、社長だろうと、経営者だろうと、その組織の中に共通認識されている規則・規律があるならば尊重するべきです。尊守せよ!とまでは言いません。でも。尊重してください。大っぴらに破ったり、完全スルーしてはいけません。治安の悪いところに人材は育ちにくいです。全員が安心して過ごせる環境で、それぞれが自分のやるべきことを行える。それが、組織として一番良いことでしょう。それを守れる人は、組織で大切にされるでしょう。

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    この記事を書いた人

    超絶前向き。なんでもチャレンジ。
    看護師、保健師資格所有。現在も大学病院で勤務中。ひよっこ管理職。
    ポジティブシンキング、ミニマリスト、健康やお金、生活のアレコレについてアウトプットします。誰かのお役に立てる情報があれば、マイプレジャー。

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