自己効力感とは自分を信じる力
「私、将来は歌手になる!」って小さな女の子が言いました。
15年後、彼女は世界各国のコンサート会場を埋め尽くすシンガーソングライターになりました。
自分はなりたいものになれるということを信じられること、が自己効力感です。他人から見ると「いや、それ無理じゃない?」とか「自分の力量を見誤ってない?」とか思われるかも知れませんが、自分はそれが出来ると信じる力を持っている人が自己効力感の高い人でしょう。
これは、他人がどうこう出来る力じゃないんです。
「絶対、大丈夫だよ!」とか「君じゃ無理だよ!」とか言っても、「自分は歌手にはなれない。」と思う人の気持ちを変えることは出来ないし、「自分は歌手になる!」っていう人を諦めさせることは出来ないのです。
自己効力感を育てる具体的な行動
自己効力感を生み出す基礎となるのは、以下であるとされる。
https://ja.wikipedia.org/wiki/自己効力感
- 達成経験(最も重要な要因で、自分自身が何かを達成したり、成功したりした経験)
- 代理経験(自分以外の他人が何かを達成したり成功したりすることを観察すること)
- 言語的説得(自分に能力があることを言語的に説明されること、言語的な励まし)
- 生理的情緒的高揚(酒などの薬物やその他の要因について気分が高揚すること)
- 想像的体験(自己や他者の成功経験を想像すること)
- 承認(他人から認められること)
体感的にいうと、生まれつき持ってる人は持ってる力。何も達成していないのに、自己効力感のめちゃくちゃ高い人っているんですよ。どうして成功すると思った?って思うような人でも、本気で「自分はやれる!」と思ってたりするんです。
そういう人は、意地悪じゃない人が多いです。
これは私の独断と偏見なんですけど。
人に意地悪じゃない人がナチュラルボーン・自己効力感高め人間なことが多い。
多分なんですけど、他人を意地悪な目で見ないから、他人が「アイツ、自分なんの実力も実績もないくせにデキる!デキる!って思ってるよなー。」とかそういうこと考えてるかもとか想像しない。だから、自分がそんなこと思われたりするかもなんて想像しないから、ナチュラルに「自分、多分コレ出来るっす!」って思えたり言ったり出来るんだと思います。エビデンスなしに「多分、自分はこれイケる。」って感覚を持てる人。無敵の人です。羨ましいですか?滑稽にみえますか?私は多分、これ系の人です。だから、羨ましくはないんですけど自分が他人に滑稽に映ってるかなぁ・・・と思っています。で、どうして皆んながコレじゃないのか?と思います。
「ダメな自分」も「愛しい自分」の一部である
人間の大きさって測れないじゃないですかー。
体は重そうなのに、気が小さいヤツとか。
ダメな部分はあっても、自分のことが好きだっていうのが幸せだよなって思います。
他人にも、自分にも、優しく生きましょう。
たまに、他人に厳しくて自分にだけ優しい人がいますけど、あなた嫌われていますよ。
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