自分の長所と短所・得意と不得意を知ること。
あなたの長所を教えてください。え、わからない?
じゃあ、短所を教えてください。あらら?分からないですか…。
自分の長所と短所は知っておいた方がいいです。自分で思っている長所・短所が正解かどうか、自信がなければ自分の周りの人に聞いてみましょう。自分を客観的に見ることは難しいですが、必要なことです。周りの人たちから見ると、私ってそう見えるのかと知ることは、とても良いことです。
あなたの得意なこと、好きなことはなんですか?人より努力しないでも容易に出来ることが、ありますか?
例えば私の長所は物事に対して非常に楽観的です。あと、オープンマインドだと思います。簡単に言うと前向き志向です。短所はおっちょこちょいというか、不注意なところがあります。あと、嫌なことはなるべく避けようとします。得意なことは人と交わることと、初めてきた場所でも100年前から居ましたよみたいな顔をすることです。苦手なことは、毎回同じ決まりきった単純作業と継続です。
私の短所を見ると「飽きっぽくて不注意でおっちょこちょい」で、「決まりきった単純作業が苦手」なので作業系の仕事や事務作業は向いていないです、おそらく。
私の長所は「オープンマインドで前向き」で、「人見知りせずに人と交わることができる」のでインストラクターやマネージャーが向いていると思います。看護師も向いていると思います。
こんな風に、あなたが何が向いていて何が向いていないのか知ることで、自分が生きやすい環境を選べると思います。適性を知るって大切です。じっくり考えると良いと思います。
得意を活かす行動を増やす。
あなたが人生を生きやすいと感じたいのであれば、得意なことをしている時間を増やせば良いのです。
得意なことが思い浮かばなかったら、苦手なことをする時間を極力短くすれば良いのです。
自分の適性と合わない仕事をして過ごすというのは、とても苦痛です。
とにかく、嫌なこと・合わないことは避ける。得意なこと、好きなことをやる。
要はマイナスを作らないか、プラスを作っていくかなんですが、誰にでもできる仕事ってマイナスを作らない仕事なんですよ。新人さんがまず教えられる仕事っていうのが、マイナスを作らない仕事。間違えるなよ、確認しろよ、大きな失敗は避けようよ、みたいなこと。基本を押さえた仕事が、マイナスを作らない仕事。
で、そこから自分の得意を伸ばす仕事をする。エビデンスや情熱を用いて人を説得するのがうまい、資料作りやプレゼンがうまい、ぶっちぎりで要領が良い、研究するのが得意、人を育てるのが好き・・・などなど。プラスがあると、その人がONE OF KIND 唯一無二になれて必要とされる人になれるんです。
誰にでもできる仕事を続けてくれる人って、大事ですよ。社会ってそういう人のおかげで回ってるんです。
でも、誰にでもできる仕事が大好きだったら良いんですけど、誰にでもできる仕事を続けている人に限って「仕事が好きじゃない」とか「仕事はつまらない」「仕事したくない」って言うことも多いような気がします。お金は欲しい、でも自分にしかできない特別な仕事はしたくない。誰にでもできる仕事で「やりがい」を得るのは難しいです。仕事の中身を言ってるのではなくて、自分の得意をぶっちぎる「自分だけの仕事」ができないと「やりがい」ってなかなか得られにくいんです。そういうことを知らないことが不幸だなと思うのです。
長所と短所は紙一重。
そんなんこと言っても、自分の長所とか得意なこととかわからないもん!!!
そう言う人は多いでしょう。
長所と短所は紙一重です。
あと、習慣や考え方が自分の長所と短所を形作るので良い習慣をたくさん作っておくと長所がどんどん増えていくと思います。長所は自分で作れます。そして短所を直すより、長所を伸ばす方が自分のことを好きになれると思います。こういう人になりたいと思うことから、スタートするのです。
私が初めて聞いた時に目から鱗が落ちたような、スーッと心に刻んだ大好きな言葉があるので残しておきます。
思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。
言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。
行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。
性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。
マザー・テレサ
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