不眠に悩む看護師にお勧めする「睡眠薬より筋トレ」

目次

看護師は不眠に悩むことが多い

全国の夜勤をする看護師さんお疲れ様です。

全国の夜勤をしない看護師さんも、お疲れ様です。

人間ていくつかつらい症状があると思いますが、その中でも「不眠」はかなり苦痛度の高いつらさだと思います。

中でも、眠りたいのに眠れない。

「眠って良い状況なのに、眠れない状況。」

この、一見贅沢な状況が本当につらさを感じる。そういうのがあると思います。わかります。

私の周りの看護師に、不眠の症状は多く聞かれます。

幸せなのは、「おやすみ3秒民」と民達。

おやすみと言ってから3秒後にはもう既に寝息をたてているみたいな状況です。 うらやましいですよね。でも、日中体を動かしていれば、大体夜には疲れ果てておやすみから3秒後に眠ることができるのです。 特に看護師なんかは日勤でかなり体を酷使しますので、夜におやすみ3秒となる事はあまり珍しくないと思うのです。なのに、眠れない。これはかなり苦しい。 私の持論では、睡眠も一種の習慣となっていて、眠れる人は眠れる。眠れる習慣を持っている人は、眠れる。眠れない人は、眠れない。ドンダケ悩んでも、眠れない。

よく、患者さんで夜になると「眠れないから眠剤持ってきて欲しい。」なんて言っちゃう人がいますが、「どうせ暇なんだから眠れなくても死なないし、明日の日中にでも寝てください。」と思っている看護師は私だけでは無いはずです。

そうです、私たち看護師は明日の勤務がきちんとできるかどうか、その体力を保つために睡眠したいと思っているのです。

明日が休みだったら、夜に寝れようが寝れまいがそんなに関係ないんです。

眠たくなったら、寝ます。

明日は仕事なのに、眠れないから悩むんです。

原因は、仕事のストレスかもしれません。もしくは人間関係のストレスかもしれません。ゲームが楽しくて、止められないからかもしれません。日勤と夜勤を繰り返していて、どこの時間帯で眠たらいいのか、習慣がきちんとつかないからかもしれません。 とにかく看護師たちは、眠れないと言う悩みを抱えることが多いです。

でも、安心してください。

私の知る限り、死なない人間と眠らない人間はいません。

だから、眠れなくても焦らないでください。一生、眠れない人間はいません。必ず寝ます。

何故、眠れないのか自らアセスメントせよ

なぜ、眠れないのでしょうか。

看護師は健康のプロですから、自分の不眠の原因をアセスメントしてみてください。

本当はもうわかっているんじゃないですか?

なぜ、自分が眠れないのかを。

睡眠時間が短いと、圧倒的にパフォーマンスが下がります。

自分の能力のパフォーマンスが下がると、同じことをするにも長い時間かかってしまいます。長い時間同じことをしても、パフォーマンスの良いときの自分の行動に比べると、出来の悪いものになってしまいます。 これは、由々しき事態です。

睡眠は、自分のパフォーマンスを上げるために1番大事なものと言っても過言ではありません。

睡眠時間を、短くしてしまうものがあるのであれば、それを避けるべきだと思います。

それが、仕事のストレスならばそのストレスを避けるべきです。それが、韓国ドラマであるならば、その韓国ドラマを自分から遠ざけるべきです。 ゲームのせいで、眠れないならば、ゲームを避けるべきです。寝れない時間、スマホを触ってしまうのならば、スマートフォンを手放すべきです。 韓国ドラマや、ゲームやスマートフォンは、遠ざけることができます。自分の時間のある時に、それらと触れ合うようにすればいいのです。まずは活動時間のパフォーマンスを上げて、残業を減らし、休みの日に思いっきり楽しんでください。そのほうが、充実して過ごせます。睡眠をとって下さい。

眠れない原因が、ストレスならばそのストレスを避けて下さい

簡単なように言ってますが、それが難しい事はよくわかっています。そのストレスは、何から来るものですか。離れる事は、できませんか?人によって、ストレスの原因は違うので何とも言えません。ただ、それが仕事の場合は、 ぜひ仕事を休んでください。パフォーマンスが下がっているのであれば、頑張ってもあまり良い効果は得られません。そのストレスは、一時的なものなのでしょうか? 仕事であれば、あなたの代わりはいます。眠れない不調なあなたに代わって、調子の良い人に働いてもらいましょう。そのかわり、あなたもきちんと眠れるようになって調子よく仕事をしてください。もし、その職場でそれができないのであれば、 違う職場を探しても良いのではないでしょうか。気持ちよく働いて、気持ちよく眠れる。そんな普通のことができる職場で働けないのであれば、がんばり続ける理由は無いのではないでしょうか。

ストレスの原因が、家庭であったり、家族であったり、なかなか自分以外の人に代わってもらうわけにはいかない。そういうこともあると思います。 お疲れ様です、相談できる人はいますか?相談して、少しでも心を軽くしてください。疲れたときに、眠れるように。時間に余裕を持った生活をしてください。

眠れない原因が、彼氏のことであったり、彼女のことであったり、パートナーのことである場合。 自分が健康でいられない相手であれば、関係を続ける理由は無いのではないでしょうか?好きで好きで仕方がない。今は、眠るよりもその相手といることの方が楽しくて仕方がない。そんな時期ならば、特に止めたりはしません。見なくても、エネルギーに満ち溢れていることでしょう。人生を謳歌してください。 ただ、悩まされたり、泣かされたり、そんな理由で眠れなくなるのであれば、自分を大切にしてその関係を切ってください。眠ることより大事な事はありません。

「睡眠薬」より「筋トレ」を始めろ

簡単に、睡眠薬を飲んだらいいと思う人もいるかもしれません。

飲んでみても、良いとは思います。

私も、数回、数種類飲んだことがあります。

ただ、その時の眠りが気持ちよかったか?と言われると、全く気持ちよくはありませんでした。お酒を飲んで、眠るのもそれに似ているかもしれません。とにかく、健康な状態でおやすみなさいと言って、眠りにつくのとは全く違う睡眠になります。

眠れないのなら、心療内科でも受診して眠剤を飲んだらいいよ。なんて簡単に言わないでください。

眠れないことが、病気だと認識しているならば。

他に、できることがないならば。

心療内科を受診するな、と言っているわけではありません。

根本の原因が治せないのであれば、睡眠薬を飲んでもあなたは気持ちよく眠れないのです。

ただ、夜勤があることで生活のリズムがうまく整えられないと言う人はいるでしょう。また、年齢によっても寝付きが良かったり、寝付きが悪かったり、睡眠が持続できなかったり、長時間の睡眠を必要としたり、色々と睡眠にトラブルを抱えがちになります。

そんな人にオススメなのは、筋トレです。

筋肉の収縮運動をすることで、血流が改善されるのです。また適度な疲労が体にかかるので、リラックス効果も得られます。睡眠薬を飲む前に、筋トレを試してみてください。心拍数を上げすぎるような運動ではなくて、重たいものを使い筋肉の収縮を感じながら、上げ下げする。そんな類の運動が良いかと思います。

皆さんが、気持ちよく眠れることを切に祈っております。

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    この記事を書いた人

    超絶前向き。なんでもチャレンジ。
    看護師、保健師資格所有。現在も大学病院で勤務中。ひよっこ管理職。
    ポジティブシンキング、ミニマリスト、健康やお金、生活のアレコレについてアウトプットします。誰かのお役に立てる情報があれば、マイプレジャー。

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