再現性のあるステップを踏む
私、看護師を20年以上しておりますが、パソコンのほうのスキルはすっかりでして。
世の中にはExcelと言うソフトがある事は知っているのですが、どのように使うのか、どのようなことができるのか全くわかっておりません。 使えると便利なんだろうなぁ、と言うレベルの話ではなくて。
いったい、何ができるのかを知らない。
だから、使えたらいいのになぁと言うことすら考えられない、ソレ以前のレベルでございます。
そんな私がこの度、Excelを習熟できていると言うことをどう示したらいいのか?と言うところから始まりまして、Excelを習熟できているってえと何か証明する方法があるのかしら?と思って調べたところMicrosoft office スペシャリスト MOSと言う試験があると言うところに行き着きました。
Excelを習熟できていないのに、試験に受かれば習熟できていると示せるのではないか?という完全に間違っている考え方ですが、なんとしても習熟できていると言うような結果が欲しかったんです。いいじゃないですか、始まりはなんだっていいんです。とにかく私はこの試験を受けることに決めました。 決めたら早いのが、私の良い所です。
私は行動力だけはあるんです。
ここで私が試験に受かるために行った勉強法を簡単に紹介します。
ステップその1、 YouTubeで「MOS 合格」などという感じで検索して観ます。
合格したよーと言う方がたくさん動画をあげていました。こんな勉強したよ、と言うことを教えてくれていたのでそれを1.5倍速とか2倍速でさらっと見てみました。
ステップその2、富士通FOM(エフオーエム)出版から出ている「よくわかるマスター MOS Excel 365 & 2019対策テキスト&問題集」を買いました。
ステップその3、 問題集についているCD-ROMから模擬テストを行いました。
第1回から第5回まで5つの模擬テストがあります。私は時間がなかったのと、自宅のPCがMacだったためネカフェで勉強するしかなく、1周しか出来ませんでした。確実に合格したかったら5周したら確実に合格できると思います。 この模擬試験に関して私の独断と偏見から言うと、第1回と第二回が異様に難しい。そんな気がしました。第3回、第4回、第5回に関しては、もう時間がなかったのもあるんですがさらっとやってもなんとなくこういうことかな?と思えるところがありました。しかし、第1回、第2回の模擬テストに関しては全く意味がわかりませんでした。 模擬テストを受けながら、私は梅干し問屋の社員にはなれそうにないなぁと泣きそうになりました。
ちなみに、模擬試験以外はほとんど読みませんでした。
模擬試験の問題と、回答だけです。
よく資格試験の合格方法とかで過去問が命だと言いますが、今回それを実践してみました。
結果、あーこれでいけるんやなぁと言うことがわかりました。 結局、問題に当たりながら自分の足りない部分を補完していく。そういう感じになるのかもしれません。Excelの知識で言うと、私の場合は足りないどころかゼロからイチもない状態だったのですが、MOS Excelスペシャリストの 試験で言えば、ソフトの扱い方というか、ファイルの保存の仕方やコピーアンドペーストの仕方など、後は印刷の仕方、常識的にわかるようなことをも問題に含まれていました。だからExcel特有の数式を入力するとか、そういったところで点数が取れなくても、なんとなく 800点位は点数が取れるようになっているのかもしれません。
繰り返し言いますが、MOS Excelスペシャリストに合格してもExcelの事は何も解りません。
しかし、私はMOS Excelスペシャリストに合格した位にはExcelに触りました!と言うことの証明にはなるのではないでしょうか。 感覚としては、多分英検3級位な感じなんじゃないでしょうか。でもね、試験を受けてない人には簡単かどうかは言えないんです。(安心してください、本当に簡単です。) MOSに合格したからといって何か得になる試験なわけでは無いかもしれませんが、まぁ一応こういう試験を受けたことがありますよ!と言う証明になるので良いのかもしれません。 今まで全く興味がなかったExcelに、少し興味を持ちましたから、それが1番よかったかもしれません。
受験のハードルを下げる
さあ、受験してみよう!と思ったら、すぐに試験の申し込みをします。
大体、YouTubeを見てたらどのぐらいの勉強時間で試験を受けに行っているかが分かります。必要な参考書を買ったら、受験日を決めてしまうのが1番手っ取り早いと思います。受験のハードルを下げるのです。受験日が決まっていたら、もう後は勉強するしかないのです。 ひたすら模擬テストを受ける。わからない問題を減らして、わかる問題を増やす。これしかやる事はありません。私は受験してみようかな?と思った日から、試験日までちょうど1週間でした。思い立ったのが日曜日の夜中で、そこからYouTubeで調べて、Amazonで問題集買って、月曜日の夜に問題集開いて、土曜日の午後に受験です。
MOS試験の良いところは、月に何回も受けられると言うところです。受験できるチャンスが多いのです。
私の場合、自宅の近くのパソコン教室をいくつかあたって、自分の希望していた日に受験できるところですぐに受験をしました。 その中でもお薦めだったのは、ISAテストセンターです。東京近郊限定になりますが、ここのテストセンターは試験日の前日までに試験料を銀行振込できればOKなのです。他のPCスクールをあたったのですが、現金で支払いしろとか、2週間前までに振り込みしろとか、メールで受験日のやりとりをしなくてはいけなかったり・・・え?PCスクールですよね?もうちょっと、システム簡単にできないんですか??って感じでした。受験する手続きが面倒くさいと、受験する気が失せますよね。そんな、つまらないことに時間をつかわないで試験勉強した方がいい。
この受験システムが気に入ったので、ISAパソコンスクールも良さそうだなと思いました。
私が看護師の仕事をしていなかったら、PCスキルを身につけてWeb系のお仕事で生活していけるようになりたいですね。
合格すること=理解できたということではない
何の資格でもそうだと思うのですが、試験に合格したからといってそれが完璧にできると言うことの証明にはなりません。ただ、その試験に合格するために労を費やしたと言う証明にはなると思います。
看護師の国家試験に受かったからといって、看護師として働けるわけではありません。
MOS Excelスペシャリストに受かったからと言って、Excelが使えるわけではありません。
そこから先、何を積み上げていくかによって変わってくるんだと思います。とは言え、資格試験は全くの無駄と言うように考えているわけでもありません。試験を受けるのにだって、計画性が必要です。そういう細々したことを、きちんとクリアできる人なのだと言う証明にはなると思います。
ちなみに、MOS Excelスペシャリストは試験料 ¥10,780でした。
今回の、受験にかかった費用を出しておこうと思います。
問題集代金 ¥2,310
CDドライブ ¥2,650
ネットカフェ代 ¥4,500(約9時間)
試験代 ¥10,780
合計 ¥20,240
なかなか、コスパ良くいけたと思います。
何しろ、模擬問題を解いていて梅干し問屋や旅行会社に勤めたり出来ないことをしみじみと実感したので、合格したときは自己肯定感が少し上がりました!!!興味を持った方は、是非受験してみてください。
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